せどりで赤字になってしまった!赤字の原因から今後に活かせる『3つ』の事

こんにちは!リョウです。
「仕入れた商品が赤字になってしまった」
「月のトータル収支が赤字のままだ・・・」
この様に思っている方に向けて、本記事では
せどりで赤字になってしまう『3つ』の原因と、それを踏まえて、赤字の原因から今後に活かせる『3つ』の事を解説していきます。
もくじ
せどりで赤字になってしまう『3つ』の原因
せどりで赤字になってしまう原因として、以下の通り大きく分けて3つあります。
- 売れない商品を仕入れてしまっている
- 価格競争で値下がり
- 利益計算が曖昧
この3つの原因をそれぞれ解説していきます。
【1】売れない商品を仕入れてしまっている
そもそもせどりは、商品を仕入れて販売しなければ売上があがりません。
商品を仕入れる段階で「見込み利益1万円!」という様な商品でも、実際に販売しなければ、売上は入金されません。
仕入れ段階で売れそうな商品、利益が取れそうな商品のリサーチは大事ですが、その判断基準が間違っていれば、仕入れれば仕入れるほど、在庫が溜まって行って資金が尽きてしまいます。
そして、仕入れ価格より低い価格で販売してしまうと、結局赤字になってしまいます。
いくら大きく利益が取れる商品でも、実際に売れなければ意味がありません。
そのため、Amazonで販売するには必須の、モノレートを確認する必要があります。
モノレートの見方を理解すれば、基本的に、全く売れない商品を仕入れることはなくなりますので、しっかり理解して仕入れをする様にしましょう!
以下の記事で、モノレートの見方を解説していますので、是非ご覧ください!
【2】価格競争で値下がり
実際にモノレートで売れる商品を仕入れても、Amazon販売では1つの商品ページに相乗り出品という形になるので、他の出品者が多ければ、我先に売りたいと思っているので価格競争が起こって、価格が下がっていきます。
仕入れ段階では、現在の出品価格で利益が取れる商品だと思って仕入れても、価格競争で価格が下がって、赤字で売ってしまうこともあります。
新品商品であれば、みんなが同じ価格で出品し、順番でみんなが売れていき、次の順番(カートボックスの取得)を待つのが理想ですが、同じ商品ページの出品者が多くなれば多くなるほど「我先に売り抜けたい」と思っている人が増えるので、だんだん価格が下がっていきます。
そして、早く売り抜けることができればいいのですが、それができなかった場合、
価格競争で価格が下がりきった時に、仕入れ値を下回る価格で売ってしまい赤字になってしまうのです。
中古商品でも、新品に比べれば価格競争は少ないですが、あることはあります。
同じコンディションで、商品の状態や、商品画像、商品説明文、アカウントの評価も似た様な感じだと、購入者は価格を見て決めるので、同じコンディションの中でも価格競争が起こってしまうこともあります。
【3】利益計算が曖昧
実際に仕入れた商品が売れていても、よく見てみると、月の収支は赤字だったということがあります。
それは、利益計算がちゃんと出来ていなくて、それも記録にとっていないことが多いです。
- 電脳せどりであれば、仕入れ時の送料
- FBA納品時の送料、自己発送の送料
- 商品の販売手数料
- 実際に売れる価格での仕入れ判断
- etc・・・
これらを踏まえて、仕入れ時に利益計算をして仕入れをしなければいけません。
僕も初心者の頃は、モノレートの見方が甘く「大体このぐらいで売れるだろう」と高値で、販売価格を設定して、仕入れていました。
実際にはそれを下回る価格で販売してしまい、赤字になったことがあります。
また、仕入れ時の送料は計算していたのですが、まだ出品する商品が少なかったので、FBAに少ない数ずつ納品していたので、納品する送料も高くなっていました。
FBA納品送料を考えていなかったので、実際に商品が売れていても、送料を考えると、ほぼ利益が出ていない時や、赤字になってしまっていた時もあります。
なので、利益計算が曖昧だと、結果、赤字になってしまうことがあります。
そして、その赤字に気付かず続けてしまい、気づいた頃には、赤字が膨らんでしまい、資金がショートしてしまいます。
そうならないために、利益計算をしっかり行い、売上管理表をつける必要があります。
これについては後ほど解説していきます。
赤字になってしまった経験から今後に活かせる『3つ』の事
赤字の原因とし以下の3つがあるということは前述しました。
- 売れない商品を仕入れてしまっている
- 価格競争で値下がり
- 利益計算が曖昧
これらを踏まえて、今後、赤字にしないために気を付ける事は以下の通りです。
- モノレートで、しっかり売れている商品のみを仕入れる
- 出品者のライバル数を把握する
- 利益計算をしっかり行い売上管理表をつける
それぞれ1つずつ解説していきます。
【1】モノレートで、しっかり売れている商品のみを仕入れる
前述した通り、売れない商品を仕入れないために、Amazonで販売するのであれば、モノレートをみて仕入れの判断をする必要があります。
モノレートの見方を理解していれば、全く売れない商品を仕入れることはなくなりますので、赤字を極力防ぐことが出来ます。
また、最初は薄利でも売れ行きの良い商品を販売して経験を積み、徐々に利益額の高い商品も販売していくのもいいかと思います。
【2】出品者のライバル数を把握する
価格競争をなるべく避けるために、出品者のライバル数を把握しておくのも重要です。
僕は、Google Chromeの拡張機能である、モノゾンを使って、仕入れ時の判断に使っています。
以下の様に、モノレート上でモノゾンの表示がされます。
モノゾンは直近の販売個数の履歴を表示してくれるので、現在の出品者数と照らし合わせて、直近1ヶ月の販売個数の方が多ければ、大体1ヶ月以内に売れると判断できます。
もう一つ判断基準として、モノレートを見た時に『出品者数』のグラフも注目してください。
以下のグラフは、3ヶ月平均の出品者数が28人前後だったのが、ここ1ヶ月の間で10人前後まで一気に減っています。
そして以下の様に、直近数日で一気に、出品者数が20人前後まで増えていることがわかります。
この様な出品者数の上限が激しい商品は、値動きも激しい傾向にあるので、出品者数が増えてくると一気に値下がりのリスクもあるということを覚えておきましょう。
【3】利益計算をしっかり行い売上管理表をつける
利益計算が曖昧だと、よくよく見てみたら赤字になってしまった商品があったり、そもそも赤字に気付かなかったりする可能性があります。
なので、それを把握しておくために、仕入れ時に利益計算をしっかり行うことが重要です。
そして、仕入れた商品、売れた商品を記録しておく、売上管理表をつけておく必要があります。
僕は、基本的に電脳せどりをやっているので、モノレートで仕入れ商品を見た時に、
同時に利益計算シュミレーターで、仕入れ値と販売価格を入力して、頭の中で仕入れ時の送料とFBAに納品する送料を引いて判断しています。
仕入れ時の送料は、小さい商品であれば0〜500円ぐらいで計算しています。
中古家電の様な大きめの商品であれば、1000円〜1500円で計算しています。
FBAに納品する送料は、小さいモノであればまとめて送るので数十円〜100円、中古家電の様な大きい商品でもまとめて送るので1商品当たり500円前後で計算しています。
さらに詳しく計算したい人は、以下のAmazonのFBA料金シュミレーターで計算してみてください。
そして、仕入れた商品が実際に売れていても、実際にどのぐらいの期間で売れたのか、クレジットカード仕入れであれば、支払日までに間に合っているのか、トータルでどれぐらいの利益が出ているのかを把握しておく必要があります。
これを把握しておかないと、実際に商品が売れていても、月のトータルで見ると利益が出ていなかったり、赤字で売った商品の把握が出来ていなかったり、対策を取るのが難しくなります。
以下の記事で、売上管理表の見本も公開していますので、是非参考にしてみてください!
✅せどりの売上管理はどうすればいい?管理すべき項目を解説【売上管理表見本あり】
【まとめ】赤字の原因から対策を導こう!
本記事をまとめると、赤字になる原因として以下の3つがありました。
- 売れない商品を仕入れてしまっている
- 価格競争で値下がり
- 利益計算が曖昧
そして赤字になる原因を踏まえ、対策として以下の3つがありました。
- モノレートで、しっかり売れている商品のみを仕入れる
- 出品者のライバル数を把握する
- 利益計算をしっかり行い売上管理表をつける
初心者の頃は、どれだけ気をつけていても赤字になってしまうことはあります。
中上級者でも、商品単体で見ると赤字になってしまう商品もあります。
しかし、稼いでいる人はトータルで見ると黒字にしていますし、その対策をしっかり行っています。
つまり、赤字になってしまった原因をほったらかしにしないで、なぜそうなったのか?を考察し、二度とそうならない様に対策して取り組むことが重要です。
赤字をほったらかしにしておくと、資金が尽きて、せどりができなくなってしまいますし、
副業で少しでも収入を増やそうと取り組んでいるのに、結果的にマイナスになってしまいます。
そうなってしまったら、何のためにせどりをやっているのかが分からなくなってしまいます。
僕も、最初は赤字の原因をほったらかしにして、そのまませどりを続けていましたが、
クレジットカード仕入れをしていたので、気づいた頃には「クレカの支払いが間に合わない・・・」ということになってしまった事があります。
限られた時間の中で取り組むあなたには、僕と同じ過ちを犯して欲しくないので、赤字になってしまった原因を把握し、しっかりと対策を取って、黒字の経営をして欲しいと思います。
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最後までご覧いただきありがとうございました!