副業としてパチンコをやるヒマあるなら『せどり』をやるべき【パチンコがやめられない理由】

こんにちは!リョウです。
「副業としてパチンコをやるのはどうかな?」
「パチンコをやっていた時間を他の副業に当てたい」
「なかなかパチンコがやめられないんだよなあ・・・」
この様な方に向けて、本記事では
- パチンコがやめられない理由
- パチンコやるヒマあるなら『せどり』をやるべき理由
を解説していきます。
パチンコがやめられない理由
仕事終わりにパチンコに行っている方で、年間で見たときに、
トータルで稼げているのはどれぐらい居るでしょうか?
勝ったり負けたりを繰り返して、トータルで見たらマイナスという方が大半ではないでしょうか?
それもそのはずです。
なぜなら、パチンコはやればやるほど負ける様になっているからです。
それはパチンコ屋もビジネスとしてやっているからです。
客側が勝ち続けるシステムだったら、パチンコ屋は潰れていますよね。
いまだにパチンコ屋は街中にありますが、パチンコ業界全体で見ると、全体の売り上げは徐々に下がっている様です。
それは、近年の消費の低下や、パチンコ台の出玉の規制などから、売り上げが低下していると考えられます。
年々、市場規模やパチンコ人口は減り続けているとはいえ、いまだに市場規模は20兆円とも言われています。
街中にどこにでもあり、毎日行く事ができるのも、パチンコにハマりやすい理由です。
「前回も勝ったから今回もイケるんじゃないか!?」
という気持ちで、高い頻度で行くことによって、徐々に徐々に負けていきます。
そして、なんといっても即金性の高さもあります。
日常で数万円単位のお金が、数分後、数時間後に手に入る状況は、パチンコ以外ではなかなかありません。
日払いのバイトでも、朝から夕方まで働いてその日に1万円前後。
普通のバイトなら、週単位、月単位で、その分の労働の対価が支払われます。
せどりでも、メルカリ、ヤフオクでも数日かかります。
Amazonせどりなら、約2週間おきに入金されます。
その点パチンコは、数分後、数時間後に、万単位のお金が手に入る事があるので、中毒性が高いです。
ですが、それは一時的な物であり、勝ったり負けたりを繰り返して、長期的には負けに収束していきます。
前回負けた分を取り返しただけにも関わらず、その時の『勝ち』が中毒状態になってしまい、やめられなくなってしまいます。
結局、パチンコ含むギャンブルは『運』ですし、パチンコ屋がビジネスとしてやっている以上、一時勝ったとしても、長期的には負ける様になっているのです。
サンクコストの罠
サンクコストという言葉をご存知ですか?
『サンクコスト』とは、サンク『沈んだ』コスト 『費用』なので、『埋没費用』という意味で、主に経済学で使われている言葉です。
言葉の意味としては、「既に使ってしまったコスト (資金、労力、時間)のうち、どの様にしても取り返す事ができないコスト」のことです。
つまり、既に投下しているコストが戻ってこないにもかかわらず、「取り戻さないと」「もったいない」などという心理状態になり、合理的な判断を失ってしまう特徴があります。
サンクコストの代表的な例で『つまらない映画を観賞し続けるべきか』という例がありますので、
Wikipediaから引用で、以下をご覧ください。
つまらない映画を観賞し続けるべきか
2時間の映画のチケットを1800円で購入したとする。
映画館に入場し映画を観始めた。
10分後に映画がつまらないと感じられた場合にその映画を観続けるべきか、それとも途中で映画館を退出して残りの時間を有効に使うべきかが問題となる。
- 映画を観続けた場合: チケット代1800円と上映時間の2時間の両方を失う。
- 映画を観るのを途中でやめた場合: チケット代1800円と退出までの上映時間の10分間は失うが、残った時間の1時間50分をより有効に使うことができる。
この場合、チケット代1800円とつまらないと感じるまでの10分が埋没費用である。
この埋没費用は、この段階において上記のどちらの選択肢を選んだとしても回収できない費用である。
したがって、この場合は既に回収不能な1800円は判断基準から除外し、「今後この映画が面白くなる可能性」と「鑑賞を中断した場合に得られる1時間50分」とを比較するのが経済的に合理的である。
しかし、多くの人は1800円を判断基準に含めてしまいがちである。
ウィキペディア(Wikipedia)より引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%8B%E6%B2%A1%E8%B2%BB%E7%94%A8
これは、パチンコでも同じ事が言えます。
パチンコに投下したお金、使った時間がサンクコストにあたります。
そして、既に5万円投下している場合、客観的に見たら、もう当たらない台にも関わらず、
「5万円も投下したから・・・」
「これだけ回しているから次は必ず当たる」
「前もこのぐらいで当たったから今回も・・・!」
「朝から並んだ台だから・・・」
という様に、投下したコスト(お金、時間、労力)を取り返そうと、合理的な判断ができなくなってしまうのです。
それで当たって取り返せればいいのですが、前述の通り、パチンコはやればやる程負ける様になっているので、取り返せないまま負けてしまう事が大半です。
そしてまたフラッと行ったときに、勝ってしまい、今まで負けた分を取り返しただけにも関わらず、収入が増えた感覚になり、再度行ってまた負けるという、負のループに陥ってしまうのです。
長期的に見たら、支出の上下を右肩下がりに繰り返しているだけです。
恋愛でも同じ様な事が言えます。
長年付き合った相手がいるとして、お互いなんとなく、もう別れたいと思っているとします。
さっぱり別れて新しい相手を見つけた方がお互いにとって良いはずなのに、
『長年付き合った年月』、『今までの関係性を構築してきた労力』、『今までのデートやプレゼントなどの費用』が『もったいない』と感じ、ズルズル関係を続けてしまう事が、恋愛で言うサンクコストの例です。
もう一つ例を挙げると、スポーツジムの会費もサンクコストに当たります。
ジムの会費が月1万円だとして、最初は通っている人が居るとします。
そして、形から入るタイプなので、スポーツウェア、シューズ、ジムに通う様のバックまで購入しました。
でも、途中で面倒になりジムに通うのをやめてしまいました。
この場合でも、もうジムに行かないのにも関わらず、月会費を払い続ける事が多いのです。
本来であれば、ジムに行かないのであれば、ジムを解約して月1万円を他のところに使ったほうが有益な訳です。
ですが
「今まで月会費を払ってきたし・・・」
「スポーツウェアやシューズ、バックまで揃えたし・・・」
「今更やめるのは、今までの月会費がもったいない」
という様に、もったいないという心理が働き、合理的な判断が出来なくなってしまう場合が多いです。
実際に、スポーツジムの収益の7〜8割が、もうジムに行っていない人(幽霊会員)の会費だと言われています。
このことから分かるように、
もう取り戻せないコスト(お金、時間、労力)を『もったいない』と思い、本来よく考えれば分かる事が出来なくなってしまう状況が、サンクコストの罠です。
目の当たりにした『サンクコストの罠』
僕は高校を卒業して、就職で地元から都会に出てきました。
1年目は、右も左もわかりませんでした。
その時、同期と先輩がパチンコをやっているとのことで、その日は仕事終わりにパチンコに行くと言っていました。
僕も誘われ、やった事がなかったのですが、物は試しと思い、3人で一緒にパチンコに行ってみました。
最初は、基本的な操作(あまりやることはありませんが)を教わり、それぞれ3人でパチンコ台に座って打ちはじめました。
すると、同期と先輩は当たりが出ず、数千円〜1万円ぐらいの負けでした。
僕はというと、ビギナーズラックなのか分かりませんが、その日は4万円勝つ事ができたのです。
当時、給料の手取りは11〜12万円だったので、たった数時間で手取りの1/3を手にする事ができ、ドーパミンが脳内からドクドク出てくるのが聞こえました。
味をしめた僕は、次の日もパチンコにいきました。
すると、1万円投下しても2万円投下しても、全然当たりが来なかったのです。
「昨日あれだけ勝ったんだから、今日も行けるはずだ・・・!」
そして、追加で1万円投入したにも関わらず、全く当たりが来ず、そこでなんとか理性が働き、その日は帰ることができました。
そして、次の週になり、前回負けた3万円分を取り返そうと、パチンコ屋に足を運びました。
すると、最初から絶好調。
じゃぶじゃぶパチンコ玉が出てきました。
優越感に浸りながらタバコをふかし、周りの出てない人を横目にパチンコ玉を整えていました。
結局その日はプラス4万円となり、ウキウキで帰る事ができました。
そして週末の仕事終わり、再びパチンコ屋に向かいました。
「前々回3万負けたのはたまたまだ。俺はパチンコのセンスがある」
などと心の中で思っており、再びパチンコ台に座りました。
(今思うと、目も当てられません 笑)
すると前々回の悪夢が蘇り、いくらお金を投入してもサッパリ当たりませんでした。
「ヤバイ・・・!でも前回4万勝ってるから今回も行けるはずだ・・・!」
しかし心とは裏腹に、みるみるお金はパチンコ台に吸い取られていきました。
この日はこれから当たることもなく、結局この日はマイナス5万円で終わり、家路につくことになりました。
このままだと負けてしまうと思い、翌週に同期や先輩に勝てる方法や、パチンコ台の見方を教わり、そして数回、パチンコ屋に足を運びました。
しかし変わらず、勝ったり負けたりを繰り返していました。
そしてようやく
「なんかおかしいぞ・・・!?」
とパチンコに対して疑問を持つ様になりました。
家に帰って、ひたすらパチンコについて調べました。
すると、出てきた検索結果はこうでした。
『パチンコはやればやるほど負ける様になっている』
これは少し考えれば当たり前に分かることなのですが、パチンコ屋が街中にたくさんある事実、ビジネスとしてやっている以上、胴元が勝つに決まっていると。
そして、僕は最後のパチンコをなんとか勝ち逃げすることができて、トータル収支プラマイゼロぐらいでパチンコ人生を終えることができました。
また別の先輩の話ですが、その先輩は10年以上パチンコをやっていて、トータル収支で見るとマイナス数百万円と言っていました。
その先輩に、「パチンコはやればやるほど負ける様になっていますよ」と言うと、「それは分かっているけど、なかなかやめられない」との事でした。
この例から分かる様に、『長年パチンコに費やしてきた時間、お金、労力』というサンクコストの罠に引きずり込まれている訳です。
そして、
特に人間は自分の都合の良い方向に解釈してしまう『確証バイアス』というものもあり
「前回勝ったから、今回も勝てる」
「前回は負けたから、今回は勝てる」
という心理状況になってしまいます。
パチンコを辞めてみませんか?
以上のことから、自分がかけたコストに対して、もったいないの心理が働き、のめり込んでしまうので、パチンコを止める事が難しい訳です。
そして、無意識に都合の良い情報ばかり集めて行動してしまうと、更にやめられなくなってしまいます。
パチンコを続けていると、お金はなくなる一方なので、身を滅ぼします。
膨大な時間も使っているので、大事な命を削っている事にもなります。
なので、パチンコで稼ごうと片手間でやっているのであれば今すぐ辞めるのをオススメします。
行こうと思っても、
「サンクコストかけてるな」、「確証バイアスかかってるな」と、一度本記事を思い出してみてください。
パチンコやるヒマあるなら『せどり』をやりましょう
以上のことから、パチンコの危険性が分かったと思います。
素人がやって勝てる世界ではありません。
パチンコ屋に朝から閉店まで居たとしても、収支がマイナスになることはよくあります。
たまたま勝ったとしても、結局は負けるようになっている事に気付いてください。
膨大な時間とお金を捨てている=命を捨てている事と同じだと思っています。
そして、パチンコで身に残る事は、ほぼ無いと言って良いでしょう。
ここまで言うのは、実際に僕は早い段階で撤退出来て本当に良かったと思っているのもありますし、先輩や同期がパチンコに溺れている現状を見てきたからです。
よく考えてくだい。
月に何十時間も使って、収支マイナスというのはおかしくありませんか?
使った時間や努力が実らず、後には何も残りません。
そのお金があったら、どれだけおいしいものが食べれますか?
欲しいものが買えますか?旅行に行けますか?
その時間があったら、どれだけのことが出来ますか?
他の副業で稼ぐ勉強に使えますか?
せどりであれば、再現性が高いので、正しくやればトータル収支マイナスはほぼありません。
せどりは、モノレートという販売履歴が見れるサイトで仕入れる商品を選定してから仕入れるので、売れる商品のみを仕入れることができます。
副業収入が欲しくてパチンコをやってきたのであれば、今までパチンコに費やしてきた時間とお金を、せどりに回すのがおすすめです。
パチンコとは違い、やればやるだけ稼ぎが伸びますし、自分の投下した時間と努力で、身になる稼ぐ力が付きます。
月10万円を稼ぐのであれば、1日3,400円の利益を積み重ねていけば到達します。
もちろんそれ以上の仕入れ、売上が必要ですが、副業でも可能な範囲です。
以下の記事で、せどりの始め方を解説していますので、一つ一つ見ながら実行してみてください!
この記事があなたにとって役に立つ情報であれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました!