モノレートの見方をマスターしてライバル不在のステージへ!

こんにちは!リョウです。
「モノレートの見方がよくわからない」
「モノレートを見るポイントは?」
こんな方に向けて今回は、
モノレートの必ず押さえておきたいポイント3つと、
モノレートの見方をマスターして、ライバルが仕入れをスルーしてしまう商品を仕入れて稼ぐ方法について解説していきます。
もくじ
モノレートの見方で必ず押さえておきたいポイント『3つ』
そもそもモノレートとは、Amazonで売られている商品が、いつどれぐらいの価格で売れているか等、販売履歴が見れるツールです。
モノレートを理解すれば、仕入れ時に必要な情報を見て、仕入れるかどうか判断できるようになります。
ただ、モノレートを見れば「この商品は必ず売れる!」などと断言できるツールではありません。
また、実際のAmazonの販売履歴が反映されていないデータもありますので、あくまでモノレートを見て自分で考察する必要があります。
しかし限りなくデータに近い販売価格や期間で売れるので、Amazonで販売するせどりでは必ず理解しておきましょう。
大前提として、モノレートのここだけを見ればいい!などと言うものではなく、
実際に仕入れの際に使用するときは、複合的に判断する必要があります。
複合的に判断とは、色々な要素が混ざり合っているのを見極めて判断すると言う事です。
価格の相場、最安値、商品のコンディション、出品者の数、他の出品者の販売価格、コンディション別の販売価格、売れる期間、回転数、売れゆきの良い価格帯、etc・・・・・・。
新品、中古でも違うので挙げたらキリが無い程です。
なので、その中で必ず押さえておきたいポイントは以下の3つです。
- 最安値グラフ
- ランキンググラフ
- 期間毎の最安値一覧
それでは、それぞれ解説していきます。
【1】最安値グラフ
『最安値グラフ』では、新品・中古・コレクター商品のそれぞれの最安値の推移が表示されます。

例えば緑色のグラフ(新品)を見て見ましょう。
今まで相場が35,000円位だったのが、
11月末ぐらいから急に60,000円代まで価格が上昇しています。
つまり、新品の相場が上がったという言い方をすることもできます。
しかし、この場合は、相場の35,000円位の商品が売れて、適正相場の出品者がいなくなり、
ずっと高値で置いている出品者が、現在の最安値になっている状況です。
このように最低価格の推移が分かるグラフですが、ライバル出品者の増減などで価格が大きく上下する事があるので、注意しましょう。
次にオレンジのグラフ(中古)を見てみましょう。
これは3ヶ月に渡って、大体8,000円位を安定して推移していることがわかります。
仕入れの時は、販売価格8,000円と仮定して仕入れをすればいいのですが、
中古品の場合、必ずしも最安値で売れている訳ではありません。
例えば、
コンディション『可』で8,000円の商品よりも
コンディション『非常に良い』で12,000円の商品の方が早く売れる場合があると言うことです。(しかもよくあります)
中古商品の最安値グラフの見方については、別記事の以下の項目で詳しく解説していますので是非ご覧ください!
【2】ランキンググラフ

ランキンググラフは、Amazon内の商品ランキングを表しています。
商品が売れればランキングは上昇し、売れなければランキングは下降していきます。
例えば、ランキングの変動は以下の様に表します。
ランキング
- 10000位→5000位(ランキングが上昇)
- 5000位→10000位(ランキングが下降)
ランキンググラフの縦軸は、
上に行けば行くほど、ランキングが悪い(順位の数字が大きい10000位)
下に行けば行くほど、ランキングが良い(順位の数字が小さい5000位)
という見方になります。
なので商品が売れたら、ギザギザと谷になってグラフが下がっていることがわかります。
逆に売れていない期間は横ばいのグラフになっています。
ただ注意しておかなければいけないのが、このランキンググラフでは、
新品、中古どちらが売れたか分からないということです。
そこで下記の『期間毎の最安値一覧』を見て判断する必要があります。
【3】期間毎の最安値一覧
「ランキンググラフが折れて売れているのはわかったけど、新品中古どちらが売れているか分からない」
という場合は、以下の『期間毎の最安値一覧』を見て判断します。

『期間毎の最安値一覧』の中で、注目して頂きたいのが以下の3つです。
- ランキングが上がっている事
- 出品者が減っている事
- 価格の変動(特に中古商品)
新品の場合、出品者は最安値のショッピングカートボックス価格に合わせていることが多いので、売れた所で最安値が変動することは少ないです。
中古の場合一点モノなので、それぞれの出品者の商品によって価格が違います。
最安値の商品が売れると、次の最安値の商品に価格が変動するので、中古商品の場合は特に見ておくべきポイントです。
ただし、新品でも価格は変動することはありますし、中古でも価格が変動しない事もありますので、複合的に見て判断する必要があります。
しかし、上記3つの変動があれば、基本的には新品・中古どちらか売れたかを判断する事が出来ます。
更に深読み!ライバル不在のステージへ
モノレートの味方の理解を深めれば、他のライバルが見逃すような商品でも仕入れが出来るようになります。
ここで僕が実際に、ある中古炊飯器を
『非常に良い』コンディションの商品を5,000円で見つけ、
仕入れるかどうか、そして販売価格をどうしたかについて解説していきます。
実際にモノレートを見ると、このような販売履歴がないグラフになります。
普通の人は3、6、12ヶ月の期間で見て、このグラフの時点で仕入れ対象外にしてしまいます。

ですが僕は『すべて』の期間でもグラフを見ます。
すると以下のように販売履歴のグラフが出てきました。

僕が仕入れる商品は中古なので
この画像の、最安値グラフの中古7,500円で売れたところを見てみましょう。
ここは、グラフが短い線になって途切れています。
これはどういう事かというと、商品が売れて出品者が居なくなり、表示する価格が無くなった為、グラフがそこで切れている事が分かります。
中古のコンディションを選択するとグラフの色を変えることができ、選択したコンディションは黄色に変わります。

この場合、中古の『良い』以上に絞っても、色がオレンジのままなので、7,500円で売れたのは、『可』の商品だったと言うことがわかります。
そこで次に、僕が出品したいのは『非常に良い』の商品なので、以下の様にグラフを『非常に良い』に切り替えます。

すると、17,580円の所に、短い線になっているグラフを見つけました。
これが本当に売れているのか、ただ出品を取り下げたのかどうかを見ていきます。
ランキンググラフも、ランキンングが上がり折れ曲がっているので売れていることがわかりました。
更に確信を得るために、最安値一覧で見ると、確かに売れている事が分かりました。

なので5,000円の『非常に良い』の商品を仕入れる事にしました。
モノレートの販売データは、一年半ぐらい前のデータでしたが、
中古家電の場合、年々相場は落ちていきますが、人気商品の場合2〜3年前のデータでも、しっかり売れていきます。

その結果、17,500円で販売する事ができ、利益10,000円近くとることが出来ました。
しかも納品してから2週間以内に売れました。
このようにライバルがスルーするような商品を仕入れることが出来れば、更に稼ぎが上がっていきます。
【まとめ】モノレートを『味方』につけよう!
本記事をまとめると、モノレートで必ず見ておくべきポイントは以下の3つです。
- 最安値グラフ
- ランキンググラフ
- 期間毎の最安値一覧
そして、新品・中古どちらが売れたかわからない場合は、『期間毎の最安値一覧』を詳しく見てみるのが重要です。
特に『期間毎の最安値一覧』の中で、注目して頂きたいのが以下の3つです。
- ランキングが上がっている事
- 出品者が減っている事
- 価格の変動
この3つの変動があれば、新品・中古どちらが売れたかを判断する事が出来ます。
Amazonで販売するせどり において必須とも言えるモノレートですが、正しく理解しておかないと、
「仕入れた商品が売れない・・・」
という事になってしまいます。
理解を深めれば深めるほど、売れる商品だけを仕入れるので、仕入れが怖くなくなりますし、ライバルが見逃すような商品を見つけることが出来る様になります。
以下の記事では、中古商品に特化したモノレートの見方や、仕入れ〜販売までのテクニックを解説していますので、興味があったら是非ご覧ください!
本記事を参考に、モノレートをマスターして、ガンガン稼ぎを上げていきましょう!
この記事があなたにとって役に立つ記事であれば嬉しいです。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!